シンポジウム「レジリエント社会の構築 南海トラフ巨大地震への備え」を開催しました

2025年12月1日 月曜日

 静岡大学防災総合センターでは、浜松医科大学地域創成防災支援人材教育センターとの共催で防災シンポジウムを開催しました。

 2025年11月24日(月)に静岡大学佐鳴会館において、浜松医科大学地域創成防災支援人材教育センターと本学防災総合センターの共催によるシンポジウム「レジリエント社会の構築 ― 南海トラフ巨大地震への備え」を開催しました。

 冒頭では、本学・日詰学長ならびに浜松医科大学・渡邉学長より挨拶があり、その後、本センター長よりシンポジウム開催の趣旨説明が行われました。続く第1部では、本センターの武村雅之客員教授、工学部の前田恭伸教授、浜松医科大学地域医療学講座の吉野篤人特任教授が登壇し、防災に関する最新の知見と実践的取り組みについて講演が行われました(写真1)。

 第2部では、学生ボランティアの活動紹介や防災科学研究をテーマとした32件のポスターが出展され、参加者による活発な議論と意見交換が行われました(写真2)。これにより、異分野の研究者間のみならず、研究者と市民との間における情報共有と相互理解が促進され、地域の防災力向上に向けた学術的・実践的連携基盤の強化につながった点は、本事業の大きな成果となりました。

 当日の参加者は73名、報道関係者は4社でした。本シンポジウムは今後も継続して開催する予定であり、両大学は引き続き連携を深めながら、地域の防災力向上に向けた取り組みを推進してまいります。

(写真1) シンポジウムの様子
(写真2) ポスターセッションの様子