静岡県行政職員防災講座が行われました
2025年2月21日 金曜日
静岡県及び県内市町の防災担当職員を対象とした防災講座が、2月20日(木)にオンライン形式で行われました。
本講座は、静岡県との協定に基づき、静岡県危機管理部危機情報課と静岡大学防災総合センターが共同して実施したもので、静岡県及び県内自治体から約30名の行政職員の方が受講しました。
今回は、昨年9月に実施した本講座に続くフォローアップ講座として行われ、当センター牛山素行教授や福井県危機管理課の室嘉治参事、真杉弘祐企画主査が講師となり、昨年の風水害の状況や能登半島への災害支援の内容、避難情報発令に係るマニュアル作成支援事業などについて、説明がありました。
このうち、当センター牛山教授は、昨年7月の秋田県での梅雨前線による大雨、9月の石川県能登地方の記録的大雨など、全国各地で発生した風水害について、被災の地形的要因や発災時間帯の防災気象情報の状況等を、現地調査の写真や気象データ等により解説しました。
講義題目:
①福井県における避難情報発令判断マニュアルの作成支援事業について(福井県防災安全部危機管理課 真杉弘祐企画主査)
②能登半島への支援について-能登半島地震、奥能登豪雨-(福井県防災安全部危機管理課 室嘉治参事(防災対策))
③2024年の風水害について(静岡大学防災総合センター 牛山素行教授)

