医・工・情報連携ワークショップが開催されました
2024年8月27日 火曜日
8月22日(木)、浜松医科大学において、静岡大学との交流イベント「医・工・情報連携ワークショップ2024」が開催されました。
本ワークショップは、浜松医科大学の次世代創造医工情報教育センターと地域創成防災支援人材教育センター*が運営を担当。昨夏の第1回に続き、2回目となる今回のテーマは、「災害に強い社会を目指すソーシャルソリューション」で、静岡大学防災総合センター長の北村晃寿教授(理学領域)や、同センター岩田孝仁特任教授が、災害対策の専門家として講師を務めました。
同日は、両大学の学生21名(静岡大学12名、浜松医科大学9名)が参加。
第1部の「情報提供」では、岩田特任教授が「災害とは何か~被災時や被災後の状況について」と題して講義。住民の高齢化により地域の防災対応能力が低下しており、防災対策の見直し・強化が喫緊の課題であることなどを説明しました。また、昼のランチョンセミナーでは、北村教授が、8月8日に気象庁から発表された「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」について解説すると共に、防災に係る科学的知見を学ぶことの意義を訴えました。
午後の第2部は、両大学の学生が班に分かれて避難所運営ゲーム(HUG)を行い、災害時における様々な状況下での避難所の対応について、活発に意見を交わしながらグループワークが展開されました。このグループワークには、本学の遊橋裕泰教授(情報学領域)が、ファシリテータとして進行をサポートしました。 その後、浜松医科大学の先端医療施設・設備の見学や、教職員と学生との交流会も開かれ、両大学での医・工・情報連携の充実強化が期待されるワークショップとなりました。
*静岡大学防災総合センター長の北村晃寿教授は、浜松医科大学地域創成防災支援人材教育センターの学外協力教員として、運営に参画しています。



