令和7年度防災総合センター研究会を開催しました

2025年10月29日 水曜日

 防災総合センターは、10月18日(土)、10月19日(日)に研究会を開催しました。

 この研究会は、同センターにおける防災科学研究の推進と研究者相互の情報交換等を目的として、専任・副担当教員と他大学や研究機関等に在籍する客員教員が一同に会して実施されるもので、一時期コロナ禍の影響で対面形式では開催しませんでしたが、昨年度に再開し、通算13回目(オンライン開催1回を含む)となりました。

 研究会は、研究発表や情報交換会、巡検(学術調査のための実地調査)を通して、防災に係る最新の研究成果の報告や、災害被災地の学術的調査を内容とし、今回は学内外教員19名の参加がありました。

 1日目の研究発表は、グランディエール ブケ トーカイ(JR静岡駅前)を会場に行われ、19名の教員により、様々なテーマによる研究成果や学術データが紹介され、活発に質疑応答や意見が交わされました。

 また、2日目の巡検は、令和6年6月に完成した伊豆市土肥地区 松原公園津波避難複合施設(テラッセ オレンジ トイ) 及び伊豆市修善寺地区 伊豆半島ジオパークミュージアム (ジオリア)を訪ねました。 

▲1日目(北村センター長挨拶) 
▲1日目(研究発表)
▲2日目(巡検:テラッセ オレンジ トイにて)

・津波避難複合施設は、当センターの原田賢治准教授が伊豆市と企画段階から関わっており、日本初の津波避難複合施設として注目されています。

【関連するホームページ】
 ※ 津波避難複合施設(テラッセオレンジトイ)
   https://t-orangetoi.com/

 ※ 施設完成時の本学ウェブサイト記事(令和6年7月)
   https://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=10240