「伊豆半島沖地震から50年 防災シンポジウム」を開催しました

2024年7月19日 金曜日

防災総合センターでは、未来社会デザイン機構(東部サテライト)及び一般社団法人美しい伊豆創造センターと共催で、7月13日(土)に「伊豆半島沖地震50年 防災シンポジウム」を開催しました。

会場は、伊豆半島の賀茂郡南伊豆町にある「湯けむりホール」。来場者とオンラインでの視聴者、それぞれ約100名の計200名を超える方々が参加しました。

シンポジウムの前半は、防災総合センターの北村晃寿センター長、岩田孝仁特任教授、小山真人客員教授の3名による基調講演が行われました。(講演内容は、案内パンフレット参照)

後半は、元静岡放送記者の川端信正氏がコーディネーターを務め、基調講演者3名と地元住民でジオガイドの池野玉枝さんをパネラーとして、パネルディスカッションが行われました。

参加された方は、地元自治体職員の方を始め、若い世代の住民の方も多くみられ、関心の高さが伺えました。

なお、当日取材に来ていた静岡第一テレビでは、翌週16日(火)の情報番組で、岩田孝仁特任教授をスタジオに招いて、特集コーナーを放送。本シンポジウムの模様を紹介するとともに、同教授から、あらためて伊豆半島での地震に備えた「克服すべき5つの課題」などについて解説がありました。

また、当センターでは、本年11月に開催される「静大フェスタ」において、「昭和49年伊豆半島沖地震から50年の教訓並びに令和6年能登半島地震被害を中心に」をテーマとして、防災展示を行うことにしています。

▼伊豆半島沖地震:
昭和49年(1974年)5月9日午前8時33分頃、伊豆半島南部の南伊豆町の石廊崎沖を震源とするM6.9の直下型地震が発生、「1974年伊豆半島沖地震」と命名された。
この地震による被害は、死者30名、負傷者102名に達したほか、家屋被害は全壊134棟、全焼5棟、半壊240棟、一部損壊1,917棟に達し、被災人員は8,307名。
 〔静岡県東部地域局ウェブページ2024.6.16転載(一部文言修正)〕

▲シンポジウムの様子
▲静岡新聞記事(令6.7.14朝刊)
令6.7.18静岡新聞社編集局管理部許諾済み
▲案内パンフレット

■静岡第一テレビ情報番組(令6.7.16放送) ※映像は約1年間視聴可能です。https://news.ntv.co.jp/n/sdt/category/society/sdee9218cff95547159b911b95ceb6ee9ahttps://www.youtube.com/watch?v=oc0sOkm8Vu0