静岡県行政職員防災講座が行われました

2024年2月7日 水曜日

 静岡県及び県内市町の防災担当職員を対象とした防災講座が、2月6日(火)にオンライン形式で行われました。

 本講座は、静岡県との協定に基づき、静岡県危機管理部危機情報課と静岡大学防災総合センターが共同して実施したもので、静岡県及び県内自治体から約40名の行政職員の方が参加しました。

 今回は、昨年6月の本講座に続くフォローアップ講座として行われ、当センター牛山素行教授や千葉県危機管理政策課の宇野雄一郎主査などが講師となり、令和6年能登半島地震における土砂移動現象による家屋被害と土砂災害警戒区域の関係や、被災地への応援支援体制に関する報告などについて、説明がありました。

 なお、今回講師を務めた駿東伊豆消防本部の諸星大輔消防司令は、平成22(2010)年度から静岡県と当センターが共同して実施している「ふじのくに防災フェロー養成講座」の修了生です。

講義題目:

 ①千葉県の応援支援体制-令和5年台風13号の接近に伴う大雨(千葉県内)と令和6年能登半島地震 (石川県珠洲市)との対比の視点から-

 (千葉県危機管理政策課 宇野雄一郎主査)

 ②令和5年台風13号の接近に伴う大雨の概要と茂原市の対応(茂原市防災対策課 近藤恒史副主幹)

 ③能登半島地震 現地派遣行政職員に聞く(駿東伊豆消防本部 諸星大輔消防司令)

 ④令和6年能登半島地震 人的被害の規模について・土砂移動現象による家屋被害と土砂災害警戒区域 (防災総合センター 牛山素行教授)

▲講義の様子(Zoom画像)