しずおか防災コンソーシアム勉強会が開催されました

2024年2月28日 水曜日

 しずおか防災コンソーシアム構成機関のメンバーを対象とした勉強会が、2月26日(月)の19時30分から、静岡市産学交流センター(B-nest)で開催されました。

 この勉強会は、防災総合センター岩田孝仁特任教授が、防災に係る知識の向上と情報交換を目的として始めたもので、ほぼ毎年開催されており、対面式での開催は、2019年1月以来5年ぶりとなります。

 今回は、「南海トラフ地震臨時情報と対応への課題」がテーマ。東北大学災害科学国際研究所の福島洋准教授を講師としてお招きし、ご講演いただいた後に、意見交換を行いました。

 参加者は、静岡地方気象台や静岡県、報道機関関係者など約30名。能登半島地震の発災もあり、南海トラフ地震の発生パターンや、臨時情報の発表を受けての情報伝達方法における課題などについて、放送局アナウンサーや県職員の方などから質問が相次ぎ、巨大地震モデル等の理解を深めるとともに、報道機関や自治体からの情報発信の留意点などについて、情報共有しました。

 ※しずおか防災コンソーシアム:静岡県を中核に県内国公私立大学、静岡地方気象台や報道機関等から構成される組織で、毎月、一般市民向けの「ふじのくに防災学講座」も実施しており、構成機関が輪番で講師を務めています。

▲講師を務める東北大学の福島洋准教授
▲会場の様子