ふじのくに防災学講座が開催されました

2023年7月18日 火曜日

 静岡県が「しずおか防災コンソーシアム」と連携して実施している、ふじのくに防災学講座が、7月15日(土)に県地震防災センター(静岡市葵区)で開催されました。

 「しずおか防災コンソーシアム」は、静岡県を中核に県内国公私立大学や静岡地方気象台等から構成される組織で、155回目となる今回の講座は、静岡大学が担当。理学領域の生田領野准教授(防災総合センター副担当)が講師を務めました。

 講演のテーマは、「プレート境界に巨大地震の巣を探す」。生田准教授は、世界の海洋プレートの沈み込み帯の分布やプレート境界地震の関係を、様々なデータを紹介しながら解説したほか、自身が行った沖縄先島諸島での海洋調査や地層調査による研究成果も交えて、巨大津波発生のメカニズムなど、海溝型地震の多様性について説明しました。

 当日は、会場に約30名、オンラインのZoom視聴が約100名と、多くの一般市民の方が受講されました。

▲講師を務める生田領野准教授
▲会場の様子