浜松版 防災科学実習@2023

担当:小杉素子,岩田孝仁

自主参加行事について

2024年1月中までに開催される防災関連の講演会やシンポジウムなどを各自が聴講し、レポートを書いて提出します(かならず1月末までにレポート提出可能な日程でお願いします)。

対象行事は、基本的には対象行事リストの中にあるものとします。

リストは、行事内容が分かり次第随時追加していきますので、その中から自分の都合のつくものを聴講してください。行事は,定期的に行われているものでも,年によって開催回数が開催時期が異なることもあるので,計画的に聴講・参加してください。

*夏休みの帰省先等で防災セミナー等に参加する場合も、その内容を事前に審査した上で採点対象として認めることがありますので、実施日の3日前までにチラシ等の資料を添えて下記メールアドレスへ連絡し、承諾を得てください。

なお、単なる防災イベント(学術的講演が含まれないもの)や防災訓練・救急救命訓練・防災ボランティア活動等への参加は、対象として認めませんので注意してください。

行事の中には参加申し込みが必要なものがあるので、各自で参加申し込みをすること。
当日の出席は原則としてとりません。しかし、確認可能な行事については出席のチェックすることもあるので、受付・申込みが設定されている場合は必ず記名・登録して下さい。

単位取得のためには、最低 8 ポイント の講演を聴講してレポート提出してください。
下記の「レポート提出の注意事項」を遵守しているか、文章が十分に推敲されているか、自分の言葉で書いてあるか、ネット上の情報を丸写しや切り貼りしたものではないか、を十分チェックして成績をつけます。対象外の行事については採点の対象としません。

レポート提出の注意事項

内容: 聴講した内容の要約(感想・意見を書く場合は要約とは区別して述べること)

字数: 1件(回)の行事について 1000文字以上

期限: 行事日時から 2 週間以内

提出方法: bousai-hama★shizuoka.ac.jp に 添付して送って下さい。

(★を@に変えてください)レポート本文には必ず 「氏名」 「学籍番号」 「学部・学科・学年」 「行事の日時」 「行事名」 を明記してください。

2023年度対象行事リスト

2023年度行事リストはこれで更新終了です。レポート提出は2週間以内となっていますが,単位認定のため,1月22日の行事のレポートは1月31日までに提出をお願いします。

  • 行事31(1ポイント)2024年1月20日(土)10:30-12:00 第160回ふじのくに防災学講座「いのちてんでんこ-釜石東中学校での避難体験-」講師:東日本大震災語り部 菊池のどか氏 静岡県地震防災センター2F ないふるホール+Zoom配信,事前申し込みが必要です(1月18日まで)
  • 行事30(1ポイント)2024年1月22日(月)18:00-19:30 第195回防災アカデミー「伊勢湾台風と新潟地震-災害報道はどう変わったか-」講師:入江さやか氏,名古屋大学減災館1階減災ホール+オンライン,事前申し込みが必要です(1月22日正午まで)
  • 行事29(1ポイント)2023年12月26日(月)18:00-19:30 第145回げんさいカフェ「近年の火山噴火について」ゲスト:地震学者 山岡耕春氏,名古屋大学減災館1階ギャラリー+オンライン,事前申し込みが必要です(12月26日正午まで)
  • 行事28(1ポイント)2023年12月16日(土)10:30-12:00 第159回ふじのくに防災学講座「万一のために放射線について理解する」講師:浜松医科大学副学長 中村和正氏 静岡県地震防災センター2F ないふるホール+Zoom配信,事前申し込みが必要です(12月14日まで)
  • 行事27(6ポイント)2023年12月16日・17日(土日)10:00-16:00 内閣府主催「避難生活支援リーダー/サポーター研修」2日間の演習を通じて,避難生活の環境向上のためのスキルや被災者とのコミュニケーションの基礎などを学びます。島田市立初倉小学校体育館(島田市阪本1331)参加無料,定員50名(先着順),11月17日(金)までに事前申し込みが必要です
  • 行事26(1ポイント)2023年12月14日(木)18:00-19:30 第194回防災アカデミー「被災地調査から考える災害レジリエンスの現状と課題」講師:大原美保氏,名古屋大学減災館1階減災ホール+オンライン,事前申し込みが必要です(12月14日正午まで)
  • 行事25(1ポイント)2023年10月28日(土)10:30-12:00 第157回ふじのくに防災学講座「気象衛星ひまわりと防災」講師:静岡地方気象台次長 上清直隆氏 静岡県地震防災センター2F ないふるホール+Zoom配信,事前申し込みが必要です(10月26日まで)
  • 行事24(各セッション1ポイント)2023年10月23日・24日 地震・火山噴火予知研究協議会「関東地震100年国際シンポジウム International Symposium on the Centennial of the 1923 Kanto Earthquake」(英語のみ),東京大学武田先端知ビル5F武田ホール(オンライン中継あり),事前申し込みが必要です(対面参加:9月30日,オンライン参加:10月18日)
  • 行事23(1ポイント)2023年11月30日(木)18:00-19:30 第193回防災アカデミー「リモートセンシングによる広域災害の把握」講師:松岡昌志氏,名古屋大学減災館1階ギャラリー+オンライン,事前申し込みが必要です(11月30日正午まで)
  • 行事22(1ポイント)2023年10月23日(月)18:00-19:30 第143回げんさいカフェ「「流域治水2.0」って何?~高まる水害リスクに備える新たな取り組み」ゲスト:河川工学者 田代 喬氏,名古屋大学減災館1階ギャラリー+オンライン,事前申し込みが必要です(10月23日正午まで)
  • 行事21(1ポイント)2023年10月6日(金)18:00-19:30 第192回防災アカデミー(ハイブリッド)「知ってるつもりの緊急地震速報」講師:山田真澄氏,名古屋大学減災館1階ギャラリー+オンライン,事前申し込みが必要です(10月6日正午まで)
  • 行事20(セッション,ワークショップなど,1つのプログラムにつき1ポイント) ぼうさいこくたい2023 2023年9月17・18日(日祝)横浜国立大学 現地参加のみとオンライン併用とがあります。非常に多くの内容が含まれますので,まずはプログラムを見て,興味のあるものを探してください。催しごとにオンラインの参加申し込み等も異なるので,注意してください。
  • 行事19(1ポイント)2023年9月19日(火)18:00-19:30 第191回減災アカデミー(ハイブリッド)「南海トラフ巨大地震へのカウントダウン~次の10年,私たちが進むべき道を探る」講義:奥村与志弘氏,名古屋大学減災館1階ギャラリー+オンライン,事前申し込みが必要です(9月19日正午まで)
  • 行事18(1ポイント)2023年8月7日(月)18:00-19:30 第141回げんさいカフェ(ハイブリッド)「トルコ・シリア地震,被害の状況は?」講師:長江拓也氏,名古屋大学減災館1階ギャラリー+オンライン,事前申し込みが必要です(8月7日正午まで)
  • 行事17(セッション1は2ポイント,セッション2は3ポイント)2023年9月7日(木)10:00-16:40・8日(金)9:30-17:15 日本学術会議国際シンポジウム「持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議2023『壊滅的災害に対してレジリエントで持続可能な社会への変革』」 ハイブリッド(日本学術会議講堂,YouTube配信),無料,英語(日英同時通訳あり),サイト
  • 行事16(1ポイント)2023年7月28日(金)17:30-19:30 第2回浜松医科大学医療DXシンポジウム「救急医療と防災の未来」アクトシティ浜松コングレスセンター44会議室+Zoom(ハイブリッド),事前申し込みが必要です(7月26日締切)
  • 行事15(1ポイント)2023年7月25日(火) 18:00-19:30 名古屋大学減災連携研究センター第190回防災アカデミー「里地里山保全と災害対策-自然災害を防ぐ地域住民による里地里山づくり-」講師:橋本 操氏,名古屋大学減災館1階減災ホール・オンライン,事前申し込みが必要です(7月25日正午まで)
  • 行事14(1ポイント)2023年7月15日(土) 10:30-12:00 第155回ふじのくに防災学講座「プレート境界に巨大地震の巣を探す」講師:生田領野氏 静岡県地震防災センター2F ないふるホール+Zoom配信,事前申し込みが必要です(7月13日まで)
  • 行事13(1ポイント)2023年7月7日(金) 18:00-19:30 第140回げんさいカフェ(ハイブリッド)「歴史資料の可視化で南海トラフ地震を検討する」講師:山中佳子氏,名古屋大学減災館1階ギャラリー+オンライン,事前申し込みが必要です(7月7日正午まで)
  • 行事12(2ポイント)2023年6月23日(金) 13:30-16:30 第11回減災連携研究センターシンポジウム「われわれは関東大震災から何を学ぶか?」名古屋大学減災館1階減災ホール・オンライン,事前申し込みが必要です(6月21日まで)チラシ
  • 行事11(1ポイント)2023年7月22日(土) 10:00-11:30 「受け手に寄り添う情報提供 福島県民にとっての放射能リスクを考える」 講師:小杉素子氏,浜松市防災学習センター3階講座室,会場受講のみ,事前申し込みが必要です(7月14日まで)
  • 行事10(1ポイント)2023年6月17日(土) 10:30-12:00 第154回ふじのくに防災学講座「2023年2月6日に発生したトルコ・シリア地震の現地調査報告」講師:藍檀オメル氏 静岡県地震防災センター2F ないふるホール+Zoom配信,事前申し込みが必要です(6月16日まで)チラシ
  • 行事9(1ポイント)2023年6月20日(火) 18:00-19:30 名古屋大学減災連携研究センター第189回防災アカデミー「安価なセンサーを用いた建物の地震時被災度判定システムの開発 その現状と未来」講師:楠浩一氏,Zoomウェビナー,事前申し込みが必要です(6月20日正午まで),チラシ
  • 行事8(2ポイント)2023年6月24日(土) 13:30-17:30 日本学術会議公開シンポジウム「コロナ感染症をめぐる記録と記憶-何を,誰が,どう残すか-」オンライン開催(当日先着300名までZoom ,それを超えた場合はYoutube観覧),事前申し込みが必要です。チラシ
  • 行事7(1ポイント)2023年6月8日(木) 18:00-19:30 第139回げんさいカフェ(ハイブリッド)「飼い慣らさない防災学」講師:田中隆文氏,名古屋大学減災館1階ギャラリー+オンライン,事前申し込みが必要です(6月8日正午まで)
  • 行事6(1ポイント)2023年5月29日(月)18:00-19:30 第138回げんさいカフェ(ハイブリッド)「トルコ・シリア地震,何が起きたのか」講師:鷺谷威氏,名古屋大学減災館1階ギャラリー+オンライン,事前申し込みが必要です(5月29日正午まで)
  • 行事5(セッション毎に1ポイント)2023年7月8日(土) 10:00-18:00 日本学術会議学術フォーラム/第16回防災学術連携シンポジウム,日本学術会議講堂+Zoomwebinarによる配信,第1セッション「今,関東で大地震が起こったら」,第2セッション「関東大震災がその後の都市づくりにどのような影響を与えたか」,第3セッション「関東大震災から日本の災害医療・救護は何を学び,100年でどのように発展したか」,第4セッション「関東大震災以降,どのように情報通信技術が開発され,社会的な課題が残ったか」,事前申し込みが必要です。チラシ 
  • 行事4(1ポイント)2023年6月24日(土) 10:00-11:30 「知っておきたい!アウトドア防災術からスキルと道具で災害を乗り越える~」 講師:あんどうりす氏,浜松市防災学習センター3階講座室,会場受講のみ,事前申し込みが必要です(6月16日まで)
  • 行事3(1ポイント)2023年5月27日(土) 10:00-11:30 「知ってほしい 福島原発事故被災地の今~震災13年目の現地を取材して~」 講師:寺島英弥氏 浜松市防災学習センター3階講座室,会場受講のみ,事前申し込みが必要です(5月19日まで)
  • 行事2(1ポイント)2023年5月20日(土) 10:30-12:00 第153回ふじのくに防災学講座 「南海トラフ地震臨時情報」を知り,地震によりよく備える 講師:福島洋氏 静岡県地震防災センター2F ないふるホール+Zoom配信,事前申し込みが必要です(5月18日まで)
  • 行事1 (2ポイント) 2023年5月12日(金) 13:30-17:10 河川情報センターR5年度研究助成成果報告会,Zoomによるオンライン開催,事前申し込みが必要です(5月5日まで)

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県知事認証「ふじのくに防災マイスター」の取得について

ふじのくに防災マイスターと,静岡大学防災マイスターの認証について,それぞれ規定(「静岡県ふじのくに防災に関する県知事認証」「静岡大学における防災マイスターの称号授与に関する規則」)があり,それに則って認証取得のプロセスが決まっています。

認証取得までの全体の流れは,以下のようになっています。

(1)認証申請者登録,単位取得計画の提出(1年時でなくても良いが,修了レポート提出の学年までには提出が必要)
(2)認証に必要な単位の取得
(3)修了レポートの提出
修了レポートが合格した時点で,静岡大学防災マイスターの認証が得られる
(4)ふじのくに防災マイスター認定講習の受講**
受講することで,ふじのくに防災マイスター認証が得られる

:修了レポートは,「静岡大学における防災マイスターの称号授与に関する規則」第3条(3)に「卒業または修了年度において,本学が別に定める課題についてレポートを提出し,審査を受けていること。」とあり,卒業年次でないと提出できません。
**:「静岡県ふじのくに防災に関する県知事認証」の第2条に「ただし,国立大学法人静岡大学が実施する研究のうち,県が実施するふじのくに防災マイスター養成講座と同等と認められる研修を修了し,かつ,静岡県地震防災センターの見学(体験,講話を含む)をした者は,本要領によりふじのくに防災マイスターとして認定したものとみなし,認定証(様式第1号)を交付する」となっています。

これまで,「同等と認められる研修」として「静岡大学防災マイスター」が認められています。
したがって,ふじのくに防災マイスターの認定講座を受講するためには,静岡大学防災マイスターの認証を取得していることが必要です。

例年,修了レポートに合格した人を対象に,3月中旬ごろ認定講座が開催されています。もし卒業年の認定講習の日程が合わない場合は,翌年の認定講習に参加するか,静岡大学防災マイスター取得後1年以内に本人が直接,地震防災センターにお願いして受講することも可能です。