地域連携

静岡県では、静岡県を中核に県内国公私立大学(静岡大、浜松医大、静岡県立大、静岡文芸大、東海大、常葉大)、県教育委員会、静岡地方気象台及び報道機関各社からなる「しずおか防災コンソーシアム」が設立され、防災に関する啓蒙活動として、ふじのくに防災学講座などを開催しています。
また、東海圏に位置する、静岡大、岐阜大、名古屋大、名古屋工大、豊橋技科大、三重大の防災・減災関連センターが協力・協働する場として、「東海圏減災コンソーシアム」が設立されており、本センターは、各大学と連携して研究・教育を推進しています。
このほか、各教員が防災に関する公的委員への就任や講演活動、新聞寄稿、テレビ出演など多数行い、地域社会の防災力向上に積極的に寄与しています。

しずおか防災コンソーシアムとの連携

しずおか防災コンソーシアムの概要・目的

平成20年に、静岡県内における防災教育・研究の振興、防災対策の発展に係る相互の協力を強化するため、県内6大学と静岡県知事との間で協定を締結されました。 これが契機となり、6大学に県内防災機関が加わって 県内の防災に携わる研究者や専門家等の多面的な交流・情報発信をはかることを目的に平成21年4月21日に「しずおか防災コンソーシアム」は設立されました。

防災教育及び防災研究の振興並びに防災対策の発展に係る協力に関する協定書(pdf)

事業

ふじのくに防災学講座(「土曜セミナー」より平成23年度から名称変更)
静岡県地震防災センターにおいてコンソーシアム参画組織が講師を派遣するかたちで定期的に開催している講演会です。 詳しくはこちら(静岡県地震防災センターHP)

各構成員が連携した共同研究等
静岡県における防災学構築を探るため静岡県の防災関連事業・人材育成の整理や防災教材の提案に着手。

各種人材育成事業
静岡県が実施している、人材育成事業への協力。大規模災害に備えて、地域防災の担い手となる人材を育成し、 地域の関係機関や防災組織との協働を活性化することにより地域防災力の向上を目指す。

しずおか防災コンソーシアム勉強会
ジャーナリスト、行政、大学をつなぐ勉強会。最新の防災関連情報の共有や専門家との意見交換を行う。年に3回程度、不定期に開催している。

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しずおか防災コンソ-シアムへのお問い合わせは下記の事務局まで
静岡県危機管理部危機情報課
TEL 054-221-3694
E-mail boujoupref.shizuoka.lg.jp (を@に変更して送信ください)
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東海圏減災研究コンソーシアムとの連携

東海圏減災研究コンソーシアムとは

日本の中心に位置し、日本最大の産業拠点であるとともに、南海トラフ巨大地震等の危険が指摘される東海圏において、有効な防災・減災戦略の構築は国家的な重要かつ急務の課題です。そのため、東海圏の6大学(静岡大学、岐阜大学、名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、三重大学)が互いに連携して自然災害を軽減するための研究を強力に推進し、もって安全・安心な地域社会の実現を目指すための組織です。

東海圏減災研究コンソーシアムホームページより抜粋

2017年3月には静岡でコンソーシアムのシンポジウムを開催しました

伊豆半島ジオパークとの連携

ジオパークは、大地に根づいた資産を保全・活用することによって地域の経済・文化活動を高める国際的取り組みで、防災教育や防災人材育成を通じた地域の防災力底上げへの効果も期待されています。
静岡県では伊豆半島の7市8町が2011年に伊豆半島ジオパーク推進協議会を立ちあげ、2012年に国内ジオパークの認定を受けた後も活動を高め、2018年4月にユネスコによる世界ジオパークに認定されました。
本センターは上記推進協議会の正式メンバーとして、伊豆半島ジオパーク活動への学術的な支援をおこなっています。

伊豆半島ジオパークのホームページはこちら

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